SBIホールディングス株式会社は、以下の通り正式に契約を締結した。覚書 (日本におけるUSDC安定コインの統合を促進するため、サークルインターネットフィナンシャルと覚書を締結した。
安定コインであるUSDCの発行者として認識されているサークルとSBIは、USDCの流通、銀行関係の確立、日本市場におけるサークルのWeb3サービスの普及に注力する。
この動きは、日本政府が2023年6月3日に、安定コインの規制を目的とした決済サービス法を改正したことを受けたものである。
さまざまな種類の規制対象ステーブルコイン
この規制調整により、日本でのステーブルコインの発行と利用が促進され、日本がWeb3経済に向かうことが期待される。
改正決済サービス法では、担保付安定コインのクラスが導入された。
USDCは、流動性の高い現金および現金等価資産(米ドルと1対1で交換可能)に完全に裏打ちされている。
2023年11月17日現在、オンチェーンUSDC取引12兆7000億ドルを突破 .
SBIホールディングの子会社であるSBI VCトレード株式会社は、現在、日本国内における米ドルの流通を促進するため、電子決済サービスの登録認可を申請中である。
もう一つの子会社であるSBI新生銀行はサークルに銀行サービスを提供し、日本市場におけるUSDCのアクセスと流動性を確保する。
SBIグループのデジタル資産ポートフォリオ戦略の一環として、プログラマブルウォレットやスマートコントラクト管理ツールなど、CircleのWeb3サービスを取り入れる予定だ。
フルサークル
サークルは最近、断片化に対抗するために、イーサリアム・バーチャルマシンのブロックチェーン上にブリッジドUSDCスタンダードを導入した。
同社は、この標準のサポートをモジュール型EVMアーキテクチャに拡張し、デフォルト互換のブリッジ型USDCトークンコントラクトを備えた新しいブロックチェーンの展開を簡素化する計画だ。
今月、Circleはレイヤー1ブロックチェーンのSei Networkに投資した。
この投資は、進化するデジタルランドスケープにおけるUSDコイン(USDC)の用途を多様化するというCircle'の広範なビジョンに沿ったものである。